当院では、巻き爪(陥入爪)、皮膚・皮下軟部腫瘍 などについて、局所麻酔や伝達麻酔(上肢のみの麻酔)での日帰りの手術を行っております。入院にて手術が必要と判断した場合は各手術の専門性の高い病院を紹介させていただきます。
手術に必要な部位の麻酔だけで済み、手術終了後は特に問題がなければお帰り頂けます。
巻き爪は、爪の側面が内側に巻き込む状態を言います。
ひどくなると指の肉に爪が喰い込んで、感染して膿をもち、激しい痛みをおこす場合があります。また、痛みがひどくなると、今までの自然な歩き方ができなくなり、足首や膝、腰へと負担がかかってしまい、捻挫や膝痛、腰痛を起こす原因にもなります。
合わない靴を履き続けていたり、立ち仕事など、足に負担をかける時間が長い場合、巻き爪になりやすくなります。
足に物を落としてしまったり過剰な衝撃が加わった場合などに、爪の側面、肉の部分が炎症を起こし、盛り上がってしまうと、両端から爪を圧迫する場合があります。
爪を切りすぎると、周りの肉が両端から爪への圧迫を起こし、巻き爪になる場合があります。
薄くてやわらかい爪の方が巻き爪になりやすいようです。
爪が薄くても硬さのある爪であれば、巻き爪になりにくい場合もあります。
巻き爪は、多くの場合、外から見える以上に非常に幅広い爪が深く皮膚に突き刺さっており、しかもその脇の縁は刃のように鋭くなっています。
巻き爪治療の原則は、まず炎症を起こしている皮膚と爪の間に接触をなくすことで、まず爪の幅を狭くし、貯まった感染炎症組織を掻き出し、キレイにすることが必要ですので、ある程度進んだ巻き爪の場合は手術的治療を選択すべきと考えます。
当院では、再発しにくい小手術を行っております。
局所麻酔の下、爪の形状を根元まで整え、皮膚の炎症組織があればそれもキレイに削ります。そして根元に残った爪の元になる細胞も再び増殖して生えて来ないように特殊な処置を行います。皮膚消毒・麻酔から手術終了まで15分程度で終了し、勿論歩いて帰れます。
その後数日間、傷の処置に通って頂きますが、約1週後には多くの場合シャワーで濡らしても構わない状態まで治り、術後の化膿も非常に少ない手術方法を採用しております。
手には前腕にある指の屈筋や伸筋の腱が伸びています。掌側には指を曲げるための腱である屈筋腱、手の甲側には指を伸ばすための伸筋腱がそれぞれの指に伸びています。
これらの腱はその位置が大きくずれたり、浮き上がったりしないためにトンネル状になった腱鞘を通り、固定されています。
ばね指は、指の曲げ伸ばしをする際、ロックがかかったような引っかかりを感じたり、指を伸ばす際にバチンと跳ね返るバネのような動きをするため、この名で呼ばれています。
ばね指の痛みは慢性的に続くこともあり、そのため動かさないでいると指の関節が固くなり、拘縮(こうしゅく)を来たす場合もあります。
ばね指は、主に指の使い過ぎにより、腱鞘の中での摩擦力が大きくなり、屈筋腱や腱鞘が肥厚してしまうことによって、腱鞘のトンネル内をスムーズに通ることができず、炎症が起こります。
原因としては、多くはスポーツや仕事で指が酷使されることで発症します。 ほかに、体質的要素や女性の更年期・妊娠・出産後の時期にホルモンバランスの崩れが原因で起こる場合、関節リウマチが原因で起こる場合などがあります。
ばね指の治療においては、まずは安静にし、炎症を落ち着かせる保存療法が主流となります。しかし過度の安静は拘縮の原因となるため、動かせる範囲で動かすことが重要です。
また、消炎鎮痛剤や湿布を処方したり、投薬やステロイド注射などで炎症を抑える治療が施されます。その他ストレッチの指導、超音波などの物理療法を行い、痛みや腫れを軽減させる方法があります。症状が強い場合や治療の効果がみられない場合は、腱鞘切開手術を行うこともあります。
当院では日帰りの腱鞘切開手術を行っております。局所麻酔を行い約10分程度で手術自体は終わります。特に固定などはせず、すぐに手を使うことができます。翌日から手術の傷もシャワーなど水をかけても問題ありません。
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★:金曜の午後は18:45まで
休診日 : 木曜・日曜・祝日
当院は完全予約制です
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